借入金の利息計算方法はどうなっている?

年金を担保にしてお金を借りる制度があることをご存知でしたでしょうか。実は、独立行政法人である福祉医療機構では、使途が「介護福祉、保健医療、住宅改修、冠婚葬祭」などに限り、年金受給者に対し資金を融資しているのです。収入が年金しかない高齢者が、急にお金が必要になった場合には、とても助かる制度です。
福祉医療機構が実施している貸付けの正式名称は、「年金担保貸付事業および労災年金担保貸付事業の融資制度」です。借り入れできる対象者は、国民年金(ただし老齢福祉年金を除く)、厚生年金保険年金、船員保険年金、労働者災害補償保険年金を受給している人です。共済年金や恩給を受けている人は、非対象なのでご注意ください。また、生活保護受給中の人や年金の支給が全額停止されている人なども借り入れることができません。
融資金額は、10万円から250万円の範囲内です。そのうち、受給している年金額(年額)の1.2倍以内でなければなりません。さらに、定額返済を選択する場合は1回あたりの返済額の12倍の金額以内でなければなりません。利率は、年金を担保にした場合、1.6%(2012年2月15日改定)、労災年金を担保にした場合は0.9% (2008年12月14日改定)です。返済方法は、福祉医療機構が年金支給機関から年金を直接受け取ることによって返済されます。借り手が指定した額(1万円単位)を返済に充てることになるため、完済するまでは、年金の一部を受け取れませんので、ご注意ください。

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